わいワイ　がやガヤ　町コミ　「かわらばん」

ネコちゃんが突然おしっこを頻繁にするようになった。トイレではないところで失敗したりする。血尿だった！おしっこをするときに痛がって鳴く！なんていう症状の時に検査をすると尿路感染症だったり尿道に石がつまっていたり、膀胱の中に石があったりする。 ところがどの原因にも当てはまらない膀胱炎が頻繁にみられるようになりました。突発性膀胱炎と言われています。結石を伴わない下部尿路疾患のうちの約６割にもなると言われています。 ネコ突発性膀胱炎とは何でしょうか？突然おこる膀胱炎ですが原因がはっきり解っていません。発症するネコちゃんには要因があるかもといわれています。その要因とは、中年である。少し太っている。避妊去勢手術をしている。ペルシャネコに多いらしい。そして一番多いのは、凄く神経質で怖がり！怖いのを通り越すと攻撃してくる！タイプのネコちゃんたちです。なんだかストレスに弱いみたいですね。 原因が解っていないので、薬物療法、環境改善、栄養療法など行われてきていますが、やはり発症を押さえるにはストレスを減らすことが大切とされています。ネコのストレスを減らすには、
（１）不適切な排尿を叱責してかえってネコに恐怖を与えない。
（２）同居ネコとうまく生活できない子は隔離したり隠れ場所を用意する。さらには移動空間を三次元にできるようにする。
（３）騒音、大音量を発生するものはネコに恐怖をおこさせるので、ブザー、ベル音、音楽など小さい音に変える（残念ながら雷はいたしかたない）。
また、抗酸化成分と脂肪酸を増やした食事で再発が予防されたとの報告があります。大手メーカーからは〝安心ホルモン〟セロトニンの前駆物質であるトリプトファンを入れたフードが発売されたり、他メーカーからは膀胱粘膜の表面を覆うグルコサミノグルカンを使ったサプリメントも発売されています。愛猫家の飼い主さん、ネコのストレス頑張って減らしてくださいね。