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2014年2月11日第52回 ペットロスについて考える

もう一人の家族
可愛くて可愛くて、何年も共に過ごした子が亡くなったら、喪失感の無い方は一人もいないでしょう。その悲しみを心のなかで、上手に整理できる人とできない人がいます。整理できなくなってしまった状態をペットロスとよんでいます。悲しみから抜け出す特別な方法はありませんが、日本獣医生命科学大学の鷲巣 月見(わしず つきみ)先生のグループでは、気持ちの整理のために役立つと思われることをいくつかあげています。

お葬式やお通夜をする…
大げさなことをする必要はありません。生前亡くなった子を可愛がってくれた人や近所の人に、お線香をあげてもらうだけでも充分です。

亡くなった子に手紙を書く…
辛い作業ですが、書くことによって多少なりとも気持ちの整理をつけられることがあります。

その子を知っている人と話をする…
自分の気持ちを言葉にすることは、心の整理に役立つ方法です。死別に伴うさまざまな感情を表にだして誰かに認めてもらう。繰り返し繰り返し、亡くした子への思いを語るのはとても良いことです。

その他にもアルバムをつくる、記念植樹など何か記念になることをする…など、方法はいろいろあります。またボランティアによって行われている『ペットロスホットライン』という電話もあります。

『ペットロスホットライン』
毎週土曜日午後1時から4時まで(通信費はかかります)TEL03-5954-0355
http://www.ddtune.com/plm