わいワイ　がやガヤ　町コミ　「かわらばん」

我が家の愛する甲斐犬も16歳となり、先週からおむつ装着となりました。今回は犬の老化のお話をします。老犬といっても、体重によって老化の程度が違いますので、日本犬および日本犬ミックスちゃん達を代表としましょう。

10歳：
まだまだ元気！ちっとも歳は感じられません。今までとおなじかなと思ってしまう、ヒトに例えると還暦のお年頃。
11歳：
ちょっと老けたかな？とたまに思うがやっぱりまだまだと思いたい。でも目が白いなんて言われだした。
12歳：
やけに、音を怖がりだす。今まで大丈夫だったのに花火が怖い？うそでしょ？わざとしてるの？
13歳：
あれ？やっぱり耳がとおい？家人の帰りを無視してる？
14歳：
前足が時々つまずく。気をつけてねって言ってるのに、がくっとなる。後ろ足の出方が遅い。散歩嫌いなの？最近ちっとも言うことを聞かなくなった。
15歳：
水の飲み方が下手になった。こぼすし。ご飯もちらかすし。呼んでもやっぱり聞こえないのかな？夜も時々起きてるみたい。夜中に鳴くこともある。
16歳：
徘徊？どこ行ってるの？フローリングでつるつる。うんちの時も、支えないとね。あれっ！たまにお布団がおしっこで濡れてる。

我が家の愛犬、こんな感じで経過中です。さて、老犬介護の助っ人のお話をします。我が家で最初に必要になったのはサプリメント。『不飽和脂肪酸』を成分としたサプリメントで、夜間の徘徊夜泣きが改善すると言われています。また夜間の不必要な興奮、寝てくれないという症状も漢方薬で押さえられます。神経興奮抑制作用のあるお薬も使われています。

取っ手付きの介護用ハーネスも発売されており、歩行がおぼつかなくなった時の強い味方です。ラテックスでできたドッグブーツを履かせる方法もあります。昼夜を問わない徘徊が始まった時は、エンドレスサークル。子供用ビニールプールやチャイルドサークルの中にペットシーツを敷いておくと、疲れるまで回っています。角度を大きくしないと、隅に入り込んで出られなくなります。なるべく円形に近くすることがこつです。また、ついに寝たきりになった時は、犬用の低反発マットに寝かしてあげることで褥瘡の予防ができます。梱包用のプチプチにタオルを敷いてあげても短期間の代用はできます。