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教えて!喜多先生その32花粉症との上手な付き合い方

さあ!本格的な花粉症の季節です。最近は大陸からやってくるPM2・5の影響も相まって、花粉症の症状も悪化気味の人が多いようです。花粉の影響は鼻だけでなく、顔を中心とする皮膚にも影響を与えます。さて、その対策は…?!

花粉症じゃないから私は安心?

「「『私はアレルギーがないから安心♪』って思ってる人!そうとは限らないですよ!たまたま今まで症状が出なくてラッキーだっただけかも。日本で最も患者数が多いスギ花粉症は、スギ花粉を吸いこんだことにより体内でつくられた抗体が蓄積し、20~30年かけて一定量に達した時に発症します。つまり体調や環境の変化、ストレスなどによって、ある日突然花粉症の症状が表れるかも!?」

症状を軽くするには?

「とにかく早めに抗アレルギー剤の内服を始めましょう。今シーズンは前半が暖冬気味だったせいか、1月下旬ぐらいから花粉が飛び始めているとの情報もあります。『鼻がムズムズする、顔がやたらかゆい』このような症状がひどくなる前に内服を始めたほうが、より効果的です。マスクはなるべく高性能のものを使ってください。室内では空気清浄機の使用がお勧めです。プラズマクラスターとかね(笑)」

喜多 紀人 理事長

花粉を吸いこまないためには?

「日差しをたっぷり浴びた布団はとても気持ちのいいものですが、屋外での布団干しは花粉の時季には厳禁です。日光消毒の効果といっても表面のみで、布団の内部には効果がないんです。むしろたっぷりの花粉にホコリ、PM2・5までくっついて、せっかくキレイに洗濯したのが台無しに!洗濯物も外に干すのはNGです。部屋干しか、乾燥機を活用しましょう。花粉症と上手に付き合うには、とにかく花粉を吸いこまない生活を心掛けることです。もちろん、ひどい鼻水や鼻づまり、皮膚のかゆみなどの症状が出たら、早めに医療機関を受診しましょう」


弁天町クリニック

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