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2014年2月12日掛け算の九九をどうやって覚えるの?

アメリカでは掛け算の九九をどうやって覚えるの?とよく質問される。

そもそも九九という言葉は日本語なので、英語では掛け算multiplication掛け算表multiplication tableと言う。娘の通っている学校でのやり方をお話しすると、単純に生徒は、数字の部分だけを歌にして覚えるらしい。

2の段なら「2、4、6、8、10、12…アイラブユ~」6の段なら「6、12、18、24…イエーィ~」みたいな、流行のポップな曲調にのせて。つまりバッサリと式の部分○×○=のところは端折って覚えさせられる。歌は先生が唄って教えるのではなく、オリジナルCDを聞かせたり、4年生や5年生の子ども達が教室にやってきてノリノリのダンス振り付けて、身振り手振りでデモンストレーションをしてくれるらしい。

ほんとに2の段から12の段までの歌を全て覚えてるの?と娘に聞いたら「イェイ イェイ覚えてるよ~」とラップ調で答えていたが、なんとなくあやしい。なかにはダンスやミュージックに気をとられて、九九を覚えていない生徒もいるという。確かに算数の授業中にダンスか!って気分にもなるし、ダンスが嫌いな生徒もいるだろう。よけいに頭がごちゃごちゃになるにきまってる。

これが要因ではないにせよ、アメリカ人は算数が苦手。いつの間にかインド式数学を引っさげてきた、インド人が世界の数学大国になった。掛け算をどうやって学習したの?と主人に聞いたら「フラッシュカードだったかな?いやまてよ、なんだったっけ?」と学習したことが昔すぎて記憶があやふやだった。