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教えて!喜多先生その38花粉症と環境変化への対応は?

サッ!全てスタートとなる春です。また、花粉症の季節、精神的にも変調をきたす季節!?でもあります。 花粉症と、最近話題になっている過労死にも関連する精神的変調について、考えてみます。

花粉症薬はいつから飲むの?

春の花粉症は大抵、2月頃からスギ花粉へのアレルギーです。花粉症の人はできるだけ早く抗アレルギー剤を内服した方が良いでしょう。薬の飲み方は、『ちょっと良くなったかなー』と思って、飲むのを止めたり、量を減らすのは奨めません。アレルギー反応は一般の病変の様に、『治る』『治らない』ではなくて、アレルギーに対する『反応の程度の上下動』です。『治る』に近いのは、スギ花粉が無くなった時です。花粉が飛んでいる期間は先生が処方した薬をきっちり飲みましょう。当院でも花粉症治療を行っています。花粉症の人は早めの内服開始を!

過労死・鬱病になる前に・・・

春は入学や就職の時期であり、環境や自分の行動パターンも大きく変化します。その変化に全ての人が順応できるとは言えません。当然ですよね『生身の人間だもの』。忙しすぎる、或いは、長時間過ぎる仕事。人間関係や勤務先の変化…。順応、適応出来ない状態が継続すると、精神的・肉体的にも悪影響が出てしまう場合も。それを自覚したら、少しトーンダウン、スピードダウンをしたり、休んでも良いですよ!『シンドイのは能力不足?自分は怠け者!?』なんて考えないで、『この環境は、私に合わない?』『本当にこれで大丈夫?』と考えた方が良いです。場合によっては心療内科に行ってみたり、大きな会社であれば産業医という労働環境をチェックしている医師に相談してみては?たとえ評価が心配でも、身体、精神を悪くするよりは良いですよね!

喜多 紀人 理事長

弁天町クリニック

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