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2018年4月25日―maikkaさんの気まぐれブラジル便り― Vol.1

Bom dia!(おはよう)  車のドアが重い国

2017年9月某日の朝は、日本から一番遠い国 ブラジル サンパウロ郊外にある空港の駐車場で迎えていました。
さて、ブラジルといえば皆様はどのような印象をお持ちでしょうか?

サッカー、コーヒー、暑い、明るい、治安は良くない・・・ほぼ「正解」です。
街のレストランのテレビ画面では、いつもサッカー中継が流れているし、スーパーには所狭しとコーヒーが並んでいます。

一方で「暑い」というのは少し違って、実は日本の夏の方がサンパウロの夏よりも断然暑い!です(ブラジルは国土が広大なのでサンパウロに限っての話ですが)。
日差しは強いですが、カラッとした暑さなので不快指数は高くありません。日陰に入ればひんやりして、風も涼しいので、クーラーがなくても過ごせます。

自宅マンションからの風景

「治安」については、もちろん日本よりは悪いです。外務省の資料では、強盗件数が東京のなんと560倍!
ここまでくると、強盗に遭わない方が珍しいのではないかとまで思ってしまいます。

そんな(と、いささか乱暴ですが)国にやってきた私たち一家4人。
イヤイヤ期真っ盛りの長男と6か月の次男とともに、なんとか24時間のフライトに耐えて、関空から一日半かけてようやくサンパウロに到着したのです。
ヘトヘトの身体をなんとか気力で支えて、迎えに来ていただいた車のドアを開けようとすると、「ドアが重い・・・」。
あれ?こんなに腕に力が入らないの?と感じながらも車に乗り込み、今度は自分なりに力いっぱいドアを閉めてみるけど、やっぱり重い。
すると、運転手のダニエルさんが私に「この車、防弾ガラスだからドアが重たいんですよ。拳銃強盗に撃たれないようにね」と。

ははは、ダニエルさん。今の私にはあなたの言葉が重いです・・・

さあ、どうなることやら。私たちは無事に日本に戻れるのでしょうか。
不安だらけのブラジル サンパウロ生活のスタートです。