北はみなと通り、南は尻無川の間に位置する南市岡。
みなと通りには商店、尻無川沿いには瓦問屋、その間には鉄工所などの町工場や住宅が集まります。
地元の団結力が強く、今でも地域の運動会が健在。
今回はそんな〝南市岡〟のお話です。
大きな商業施設がなく、落ち着いた雰囲気の三先。
以前は大きな鉄工所や町工場が立ち並び、鉄を打つ音や機械の音、
朝昼夕にはサイレンが鳴り響いていました。時代の変化と共に今のような住宅地へ。
今回はそんな〝三先〟のお話です。
今号特集は観光地と住宅地の2つの顔を持つ築港・天保山エリア。
今回特集するにあたり、人口減少に伴う学校の存続危機や、大きな病院の移転等の不安の声があがりましたので、築港についてのアンケートにご協力いただきました。
築港の未来、港区の未来のため、前向きに、建設的に話し合っていくことが必要ですよね。築港以外の港区民も決して他人事ではなく、同じ区民として、当事者意識を持つことが大切で、これからの港区のまちづくりを考えるきっかけになればと思います。
※弊誌P8「しゃべりば」掲載より
プロローグ1983年9月、一岡ビルディング(※)の一室が最初の第一歩だった。わが町の歴史を知ることが"わが町を愛する心〟を育むと信じ、住民の目線で刻々と変貌するわが町の様子を一喜一憂しながらリアルタイムで発信し続けた。二度の編集室移転に伴い、誌面も一色から二色、現在のカラー刷りへ様変わりした。
この間、多くの出会いと別れがあったが「みなとQ」の側には何時もクライアントや読者、誌面を彩ってくれた執筆者や投稿者、
編集室と読者を繋ぐ配布スタッフ、毎号味わう緊張と感動を共有し誌面創りに携わったなかま…etc・
その一瞬一瞬を共に紡いだ多くの伴走者たちがいた─。
33年間の「みなとQ」には関わった全ての伴走者たち、
それぞれの自分史が刻まれている─。
春、4月。新生活の始まりとともに、新たな夢の実現に向かって歩みだした人も多いはず。
「夢なき者に成功なし」と、幕末の思想家・吉田松陰の名言にもあるように、
夢を抱き、夢に向かって努力してこそ、人生は切り拓かれていくのでしょう。
今回は、夢に向かってチャレンジを続ける5人の皆さんにスポットを当て、そのパワーの源を探ります!
未だ記憶も生々しい東日本大震災から、この3月11日で5年。
私たちの住む関西では、南海トラフ巨大地震をはじめとする複数の大地震の発生が懸念されています。
大切な家族の命と財産を守るために、災害に対する家庭での備えについて改めて見直してみませんか?
社会の高齢化が急速に進む中、年々「老老介護」も増え、介護に関する問題が様々な形で取り沙汰されています。今号「チャンネルQ」(P15)に寄せられた声は、弊誌の想像をはるかに上回るもので、介護問題に対する関心の高さに驚かされました。
人間なら誰もが何時か通る道、実際に介護される人にも、する人にも“優しい介護”とは…?
そこで今回の特集では、介護に役立つ地域の身近な情報を集めてみました。
介護サービスを選ぶ際は、介護される人の健康状態はもちろん、家族の希望や生活スタイル・健康状態なども考慮しながら、実際に“見て・聞いて・確かめる”ことが大切です。
終の棲家を悔いのないものにするためにも、参考にしていただければ幸いです。
※3/5㈯に港区民センターで開催される「第10回みなとふれあい福祉のひろば」は、区内の通所施設の情報が1日で集められるイベント(詳細は3月号)
残念ながら、西区・大正区は現在のところ開催予定なし。
2016年、大阪市立市岡小学校は、港区内の小学校のトップを切って創立100周年を迎えます。今年は「坊ちゃん」「吾輩(わがはい)は猫である」などの名作で知られる文豪・夏目漱石の没後100年。それに因んで、本特集では猫ならぬ「市岡小学校くん」をナビゲーター役に、その歴史やプロフィールに迫ります。
大掃除に年賀状づくり、クリスマスパーティーに忘年会…とにかく12月って忙しい~!
お悩み中のアナタのために、みなとQが嬉しいお助け情報※や来年の運気アップ情報をご紹介します。
ドーンと10,000円分の利用券が3名様に当たる「運気アップクイズ」にも挑戦してね♪
みなとQとっておきの年末大特集、しっかりチェック!ハッピー&ラッキーをGET!!
今年のカレンダーもラスト2枚。
デパートや日本料理店、グルメ通販サイトでは、おせちの予約シーズンが本番を迎えています。
われらが日本の伝統フード、おせち。昔ながらの手づくり派も、まだまだ健在。
でも近ごろは"買っちゃう〟派も急増中。
2016年・申年・閏年。あなたはどんなおせちで迎えますか?
爽やかな秋の到来です!
身体だけでなく、脳も活性化させて心身の健康のレベルアップを図りましょう。
無理なく続けられるスポーツやトレーニング、簡単にできる脳トレ、
疲れを癒すリラクゼーション法etc.…
みなとQが、とっておきの情報&アイデアをご紹介します!
◆特集 9月9日は救急の日
9(きゅう)9(きゅう)の語呂合わせから制定された「救急の日」。この日を含めた1週間は「救急医療週間」とされ、各地域では救急に関する様々な普及啓発イベントが開催されます。"救急"といえば消防署ですが、市内24行政区で2つの消防署があるのはわが港区だけ。皆さんご存知の港消防署と水上消防署です。そこで今回は、大阪港を擁する港区ならではの消防施設、水上消防署にスポットを当て、救急医療や救急業務に対する理解と認識を深めていきましょう。
ケガや病気の中には、少しの注意と心がけで防げるものがあります。日頃から注意し、心がける意識や行動を「予防救急」といいます。関連情報は上のQRコードからアクセス!
開業以来22年間、常に地域との繋がりを重視し活動するホテル大阪ベイタワー。その代表格が毎年恒例の人気イベント「夏祭りinホテル大阪ベイタワー」です。当日はホテル4階の宴会場フロアが賑やかな夏祭り広場に変身。ビーフステーキ・カツサンドなど、シェフ自慢のメニューや話題の新感覚スイーツが味わえる屋台ブースがいっぱい!多彩なステージや昔懐かしいゲームコーナー、14日の白バイ試乗体験(「子供免許証」交付は先着100名・要整理券)、16日のくまモン熊本観光・物産PRイベント、ホテル利用券などが当たるビンゴ大会(ビンゴカード500円)も楽しみ。エアコンをオフにして“近くて・涼しい”ホテルに行けばエコにも貢献できそう♪家族みんなでお出かけください!
地域の絆でエコにも貢献
同ホテルでは7月6日夕刻、ロビーの照明を落としエコキャンドルを点す「エコキャンドルナイト」を開催しました。このエコキャンドルの材料はホテル厨房の使用済み食油。NPO法人ごみゼロネット大阪や地元・繁栄商店街の協力を得て、市立市岡小の児童とホテルのスタッフが手づくりしました。優しい灯りの中、参加者は環境保全の大切さを改めて実感していました。
"一緒に食べると害になる〟と伝えられる食材の取り合わせ、合食禁(がっしょくきん)。
「食べ合わせ」「食い合わせ」と、一般的に言われています。
チャンネルQ(15頁)に寄せられた読者の声も参考に、ちょっと気になる食べ合わせの「ホント?ウソ?」、リサーチしてみました!
一筆啓上、父上様
★亡き父よ! あなたより四年も長く生きています。反抗し、家出して死に目にもあわずの親不孝者。なろうことなら今一度、親子でありたい。K・Y(80代)
★来年はもう13回忌ですね。もっといろいろしてあげてたらよかったと思う気持ちでいっぱいです。
いまさらですが、法事はしっかりとやりますから。K・A(60代)
★親子断絶状態だった亡き父へ…。いろいろな事を話し合いたかったよ!M・ T(60代)
★反面教師で、あなたからはいろいろ学ばせていただきました。今、それが活きています!D・H(60代)
★したい事をして、家族に迷惑かけて、最高の人生を送ってください。応援しています。 M・S(50代)
★好きな 日本酒 プレゼントするので、 久しぶりに 一緒に 飲みましょう。N・Y(50代)
★いつも怒ってばかりのお父さん。不器用なお父さん。あまり俺とは話が合わないお父さん。頑固でそれでいて何でも挑戦し、弱音を聞いた事がないお父さん。信念があるからこその衝突。今、その存在の大きさに気付かされ、男として一人の人間として感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。ありがとう。A・T(40代)
★お義父さんへ。港区に嫁いで来た私に18年間、ずーっと変わらず、宝くじに当たったみたいな嫁だと言って感謝してくれるお義父さん。こちらこそ、お義父さんの心にいつも感謝感謝です。早く元気になって〝鰹のたたき〟食べましょうね!Y・M(40代)
★何時も本当にありがとう。昨年私の発達障害が判明しました。その現実を認めてくれず、お前はまともだとばかり言われ辛かったです。でも父は父なりに私を理解しようと発達障害の番組を見てくれているそうなんです。
それだけでも進歩だと思ってます。K・A(30代)
★拝啓 父上様。私たちのために一生懸命働いてくれてありがとう。このご恩は忘れません。I・I(30代)
★料理なんて全くしないお父さん。でも小さい私が熱を出した時には、いつも作ってくれたリンゴジュース。すりおろしたリンゴを日本手拭いで絞って作る手作りジュースは特別な美味しさがありました。どれだけお願いしても、普段は絶対に作ってくれなかった思い出の味。熱を出した時だけの宝物。いつもありがとう! A・Y(20代)
★お父さん、3人も子どもを育ててくれてありがとう。ぼくは今年、お父さんになります。お父さんが育ててくれたように優しく育てるつもりです。お父さん、本当にありがとう。孫の顔を見るのを楽しみにしててね。T・M(20代)
港・西・大正の3区は、東西を流れる尻無川・道頓堀川と、南北を貫く木津川をはさんで隣接する“となり町”。
ドーム球場や大型ショッピングモール、暮らしのショールームなど、家族で楽しめる施設も充実しています。
5月5日は「こどもの日」。GWにはお子さんと一緒に、水辺の風景を楽しみながら歩いてみませんか?
Ⓐアドプトリバー千代崎
イオンモール前の木津川右岸に整備された遊歩道では、西区千代崎連合振興町会の皆さんによる美化・緑化活動が継続的に行われています。緑豊かな河川敷は、地元の幼稚園児を招いて作物の収穫体験が行われるなど、世代を超えた交流スペースの役割も果たしています。
Ⓑ京セラドーム大阪
1997(平成9)年に完成した多目的ドーム球場。プロ野球オリックス・バファローズの本拠地であり、各種スポーツやコンサート、イベントなどの会場としても利用されています。
Ⓒ浜通りの瓦問屋街
大正時代、淡路島産の瓦は船で尻無川まで輸送されていたため、川沿いの荷揚げ場近くに多くの瓦問屋ができました。今もこの道筋には、瓦を取り扱う会社や商店が並んでいます。
Ⓓ大正区尻無川河川広場
このほど尻無川河川広場一帯が「都市・地域再生等利用区域」に指定され、民間事業者による営業活動などが可能になりました。大正区では、人々が行き交い・憩う水辺のキーステーション(拠点)をめざし、地域、企業等と協働して取り組みを進めていきます。
Ⓔ大阪ガス発祥の地碑
1905(明治38)年、この地に建設された岩崎町工場から大阪市内の家庭にガスの供給が開始されました。石碑は1997(平成9)年に建立され、現在はhu+g MUSEUM(ハグミュージアム)入口横に置かれています。
Ⓕ安政大津波の碑
木津川に架かる大正橋の東詰めに建つこの石碑には、江戸末期の嘉永7年(安政元年・1854年)の安政南海地震の際に発生した大津波の被害と後世への教訓が記されています。
Ⓖ大阪府立市岡高等学校
1901(明治34)年に大阪府第七中学校として創設された、100余年の歴史を誇る大阪府下屈指の伝統校。昨年度の芥川賞受賞作家、柴崎友香さんも同校の卒業生です。
Ⓗ桜阪ロード
大阪港ライオンズクラブでは2011年の創立50周年事業の一環として、境川交差点手前にある港区と西区の境界道路の中央部分にサトザクラ約100本を植樹し「桜阪ロード」と命名しました。本誌編集室が寄贈した桜の樹も毎年美しい花を咲かせています。
Ⓘ大阪市電創業の地の碑
大阪市電は1903(明治36)年、公営初の電気鉄道として九条新道の花園橋から築港埠頭まで約5kmの区間が開通しました。
「灌仏会(かんぶつえ)」「仏生会(ぶっしょうえ)」などとも呼ばれる花まつり。
各寺院では花御堂にまつられた誕生仏に甘茶をかけてお祝いし、子どもたちの健やかな成長を祈ります。
この時季は地域でも多彩な花まつりイベントが開催されます。みんなでお出かけしてみましょう。